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教師インタビュー

中尾有里先生


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―バレエを始めたきかっけを教えてください。
「子供の頃、中森明菜がテレビで歌ってるのを真似てよく踊っていたみたいで(笑)。7歳の時、ちょうどこのステップ・ワークスができたということで、母が“この子にはピッタリ”と思って、習うことになりました。実は生徒第1号なんです(笑)」
―ステップ・ワークスの歴史を全て見てきているんですね!では、今でもバレエを続けていらっしゃる中尾先生にとってバレエの魅力とは何でしょうか?
「舞台で色んな役を演じることができるという意味で、バレエダンサーは女優さんに近いのかもしれません。また踊りだけでなく、音楽も知らなきゃいけない、協調性も身につけなきゃいけない、もう20年バレエに携わっていますが、まだまだ自分の未熟さを思い知るばかりで、バレエの奥深さを感じています。奥が深いからこそ、もっと追求していきたいという気持ちがありますね」
―辞めようと思ったことはありましたか?
「子供の頃は何回もありました。後藤先生が今よりもっと厳しかったので(笑)」
―バレエをやっていて良かったことはありますか?
「実は始めた時はすごく太っていたのですが(笑)バレエを続けることでスタイルがよくなれたと思います。努力して続けていくことで、精神的に強くもなれました」
―逆に大変なことはありますか?
「体型維持ですね。特に発表会前などは食事制限をして身体を絞っています。昔は“バレエをやれば痩せる”と思っていたのですが、今は“バレエをやるために痩せなきゃいけない”と感じています。毎日の練習、それを継続することは確かに大変ですが、バレエが好きという気持ちがあればそういった大変さは忘れてしまいますね」
―先生になろうと思ったきっかけは何だったのですか?
「短大卒業後もバレエを続けたいと思っていましたし、親の理解も得られ、後藤先生のお勧めもあったので、ここで教えさせていただくことになりました」
―先生になったことでどんな変化がありましたか?
イメージ「最初は教えたいというより、自分が踊りたい気持ちの方が勝っていましたが、自分だけでは気が付かなかったことも、子供たちを通じて理解できたり、どう教えればどう反応するか等、教える立場になって初めて発見するということが多く、それは自分のダンスにも活かされています。子供たちに教えてもらってる、という感じです(笑)。教え始めた当時、4歳でスタジオを走り回ってた子が現在小学校4年生になり、自分一人で踊ってるのを見ると感動しちゃいますね」
―では先生として大変なことはありますか?
「身体で表現するのは簡単でも、言葉で説明しなくちゃいけないという難しさがあります。子供たち全員に声が届くように大きくハッキリと発声するようにも心掛けています」
―今後の夢は何ですか?
「教え子から世界で活躍するようなダンサーが出てくれればいいなと思っています。同時に自分のバレエにも磨きをかけていきたいですね。まだまだ未熟ですが、いずれは後藤先生のように大きな公演をできるようになれたらいいなと思っています」
―最後に読んでいる方にメッセージをお願いします。
「レッスンではバレエを楽しんで、バレエを好きになって帰ってもらうということを意識して指導しています。興味のある子はぜひ一度レッスンを見に来てくださいね」
―お話を聞きながらその豊かな表情の変化に、中尾先生持ち前の表現力が垣間見えたような気がしました。中尾先生、今後も頑張ってください!
 

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